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1_マスタ登録の前の準備と順序:FutureStageでの成功への第一歩

FutureSgatge
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00_事前準備とマスタを登録順番

FutureStageシステムの導入にあたり、事前の準備とマスタの登録順序は非常に重要です。このプロセスを適切に実行することで、システムの機能を最大限に活用し、効率的な運用が可能になります。

登録前に準備する資料

まずは、登録前に準備するべき資料についてご紹介します。

  1. 組織体系: 例えば組織体制図など、組織の構造がわかる資料。
  2. 現行システムのコード体系: 現在使用しているシステムのコード体系を理解する。
  3. 現行システムのマスタ利用項目: どのようなマスタが現行システムで使われているかの確認。

コード設定時の注意

マスタのコードは全て文字型で設定されます。以下の点に注意してください:

  • 桁数の統一: コードの桁数を揃えることが推奨されます。桁数が揃っていない場合、並び順や検索結果に影響が出る可能性があります。
  • コードの先頭に0を避ける: コードの先頭に0を置くと、Excelなどでデータを出力した際に桁落ちすることがあります。

マスタ導入事前準備

FutureStage導入時には、以下の基本情報と技術情報を設定し、稼働環境を整備します。

  • 基本情報: 区分マスタ、取引先マスタ、取引先拠点マスタ、得意先マスタ、仕入先マスタ、部署マスタ、担当者マスタ、カレンダマスタ、消費税マスタ、レートマスタ。
  • 技術情報: 工程手順マスタ、品番マスタ、部品構成マスタ、設備ライン能力マスタ、単価マスタ、購入単価マスタ、受注EDI品番変換マスタ、EDIマスタ、STマスタ、金型マスタ、貿易品番マスタ、建値マスタ。

マスタ設定順序

マスタの設定には、参照関係があるため、以下の順番で設定することが重要です:

  1. 区分マスタ: まずは「区分マスタ」を設定。これがないと、マスタ登録画面で区分を選択できません。
  2. 部署マスタ: 自社の「部署」を定義します。
  3. 担当者マスタ: 各業務の「担当者」を定義します。
  4. 取引先マスタ: 最初に自社の情報を登録し、その後に得意先や仕入先の情報を登録します。
  5. 取引先拠点マスタ: 取引先の拠点情報を定義します。
  6. 得意先マスタ仕入先マスタ: 得意先や仕入先を定義します。
  7. カレンダマスタ: 工場の稼働日を定義します。
  8. 消費税マスタ: 消費税の設定。有効開始日ごとに複数の税率を設定できます。
  9. レートマスタ: 為替レートの設定。

これらのステップを丁寧に実行することで、FutureStageシステムの導入がスムーズに行われ、業務の効率化に大きく貢献します

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